過ぎる美学 美容家ブランディング

服部恵の連載☆過ぎる美学4 美容家ブランディング

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【ブランディングに必要な要素 part1

 最近は色んなメディアに「ブランディング」という言葉を多く見かけるようになりました。今後はもっと、ブランディングが大切な時代になるというのが予想できます。ブランディングの方法は様々ですが、ソーシャルのやりかたや、メディアへの露出、自分自身を磨くという内容を伝えているのが多いように思います。ブランディングはただ闇雲におこなっても、効果はでません。短時間で効果が出る方もいれば、長時間かけても難しい方もいます。その違いの1つは、以前にも書きましたが、決断できるかどうかです。今の自分にプラス要素を増やすだけではなく、断捨離精神が大切。自分自身に合った方法を見つけ、根気よく続けるモチベーションを保ちつつ、最短で結果が出るように実践していきましょう。それぞれのやりかたや内容が違っても、共通するポイントはあります。今回はブランディングに必要な要素をお伝えいたします。

 

【ブランディングに必要な要素】

① その人自身

自分をブランディングするのでこれは当たり前なのですが、どのような人がブランディングに適しているのか、これには正解がないので難しいのです。その人自身の何がブランディングになるのかを考えますが、今よりもより良い人生を送ったり、サロンの売上げを上げたり、背伸びをすることがブランディングではありません(勿論、自然に向上していくのは良いです。無理をして良く見せようとするのがいけないと言うことです)。

何かを頑張るというよりも、

・今の自分は何が得意なのか=強みを明確にする

・何が不得意なのか=対策を考える

・人と違うところはどこなのか=自分の価値を理解する

ことが大切です。そして目標を明確にし、行動へ移します。それと同時に、自分自身の歴史を振り返りながら、プロフィール文を作ります。読み手のことを考えると、何も知らない人のプロフィールはただ箇条書きで書いていても、全く興味が湧きません。プロフィールはストーリー性をもたせ、楽しめる「歴史」として読まれるのが望ましいです。

② お店の名前

サロンをしながらブランディングする上でとても大切なのが、自分の姓名と同じように、お店の名前もブランディングをすることです。これは、オーナーエステティシャンのみなら良いのですが、スタッフがいるサロンは特に重要です。私自身、過去に失敗したと思うことがありました。「服部恵の技術」と常に発信していたため、いざエステティシャンのスタッフを雇った時に、私の施術しか受けたくないというかたが多く、パールケイ(スタッフ)のお客様を集客するのが難しかったためです。トリートメントやサロンを売り出したい場合で、特に1人でサロンをしていて初めてスタッフを雇う場合は、雇う前から個人のサービスという感覚ではなく、サロンのサービスとしてお客さまにお伝えすることが必要です。SNSなどでも、「私は〜です」という書き方より「パールケイは〜です」のように、サロン名をメインに出し、個人だけではなく、サロンを応援してくれる方を増やすという意識を持つと良いです。

少し意識するだけでも見え方が変わり、ブランディングの一歩になるので、ぜひ該当するかたは試してみてください。

 

 

☆服部恵☆

エステティックサロンパールケイ、服部恵健康エステ学園、EMA~エステが天職と思うエステティシャンの会~代表。株式会社ミロワール代表取締役。

エステティックグランプリ顧客満足サロン部門全国1位、フェイシャル技術部門2位。日本エステティック協会エステティックコンテスト関西準優勝・全国3位。新規予約最高250名待ち。

結果が出る「技術」を構築するべく、フランス・バリ・中国・韓国・ハワイ・香港・タイ・カンボジア等自ら足を運び世界の美を追求し、【美筋形成®・服部式骨筋小顔®】構築。書籍・DVD多数出版。現在サロンワークを主に、美容家ブランディング・技術構築・セミナー講師等の活動を行う。2013年自宅サロンの頃から夢であった、ビューティーワールドジャパンメインステージ登壇、過去最多800名動員。国内外の医学会で講演も行う。

 

http://ameblo.jp/esthe-m-h/

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