過ぎる美学 美容家ブランディング

服部恵の連載☆過ぎる美学3 美容家ブランディング

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【ブランディング意識】

現在私は12名の方をブランディングしています。数回で終わる方もいれば、すでに10回以上お会いした方もいます。皆さんそれぞれやるべきことが異なりますが、今必要なことがわかったら、作り上げる期間も必要なので、時間をおいて再度行うこともあります。ブランディングは目的を設定して進めていくのですが、目的の内容は、ブログの書き方、集客法、新しいメニューの構築、新店舗オープン、サロンリニューアルオープン、セミナー開催、技術構築、会社運営と様々です。中には目的のない方もいらっしゃいます。その場合も、目的を決めるのがブランディングなので、問題なしです。現段階でも、発信方法や写真を変えて、2週間で新規集客に結び付いている方や、売上げアップにつながっている方もいらっしゃいます。

成功している方に共通することは【決めたことをやり抜くこと】です。少しでも迷いや戸惑いがあると、行動に影響します。そこにブレが生じてしまいます。迷いのない方は、行動が早く、すぐに結果も出ます。その迷いを消すのもブランディングの大切な要素です。

前回まで、ブランディングの大切さをお伝えしましたが、それではどのような意識を持ってブランディングをしていけば良いでしょうか?

一番必要な意識は、【自分の価値を理解すること】です。簡単に価値と言っても難しいのですが、ブランドとは消費者に、形のない価値を与えることなので、その価値を自分で創り上げ、進めていくことが重要です。ブランドの語源の由来は、家畜に焼印を付けて、どこから来た家畜なのかをわかるようにすることでしたね。ここで言うブランディングとは、消費者に共通のイメージを与えること。自分自身が、どの角度から見ても、誰が見ても、変わらないイメージを創り上げることです。それは独自の方法を伝えるだけではなく、他との【差別化】という意味があります。高級だけがブランドではありません。他と違う何かを持っているということが、ブランディングの一歩です。

個別ブランディングで一番初めに行うのが、自分自身の分析です。自分のことが分からなければ、当然、強みや弱みもわかりませんよね。ですが、ここが非常に難しいのです。日々仕事をしていると、自分のことを熱心に考える機会は少ないので、美容家の方に多いのは、人のことは分かっても、自分のことがわからない方です。今までに起こった出来事や、人生を振り返り、自分の感情を整理するのですが、それは自分自身の考えなので、答えが出てきません。振り返りは、信頼できる誰かに意見を聞いて、「それは、こう思って行動したのでは?」と、他者に感想を言ってもらうと、考えが変わってきます。それを、時間をかけて行うことで、必然的に、自分のやりたいことや、幸せを知ることが出てきます。振り返るための具体的な方法は、順にお伝えしていきますね。

 

 

☆服部恵☆



エステティックサロンパールケイ、服部恵健康エステ学園、EMA~エステが天職と思うエステティシャンの会~代表。株式会社ミロワール代表取締役。

エステティックグランプリ顧客満足サロン部門全国1位、フェイシャル技術部門2位。日本エステティック協会エステティックコンテスト関西準優勝・全国3位。新規予約最高250名待ち。

結果が出る「技術」を構築するべく、フランス・バリ・中国・韓国・ハワイ・香港・タイ・カンボジア等自ら足を運び世界の美を追求し、【美筋形成®・服部式骨筋小顔®】構築。書籍・DVD多数出版。現在サロンワークを主に、美容家ブランディング・技術構築・セミナー講師等の活動を行う。2013年自宅サロンの頃から夢であった、ビューティーワールドジャパンメインステージ登壇、過去最多800名動員。国内外の医学会で講演も行う。

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