健康習慣のすすめ

小倉義人の連載☆カラダ目覚める「ハビット」の法則5

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第五回:「顔のメイク」と「カラダのメイク」の違い《後編》

皆さん、こんにちは!小倉義人です。

東京では、6月末で梅雨が明け、30℃を超える日が続くなど記録的な暑さになっています。

急な気温の上昇により、女性の多くは体調を崩す人が多い時期でもありますが、そんなときこそ普段の「習慣(ハビット)」が体調にも大きく関わってきます。

人間の『習慣(ハビット)』に特化し、その習慣を改善することで、様々な効果へ導くメソッド【ハビットコントロール】をもとに、今回も進めていきます。

 

前回は『自身の裸のカラダの絵を描けるか?』ということに言及して話しを進めました。

女性のほとんどは、自身の顔はメイクなどで常に見ることが多く、似顔絵なども描ける人は多い。しかしながら、「いざカラダの絵を描けるか?」となると、描ける人はほとんどいない。

それは、【”顔”は鏡で見ることは多いが、”カラダ”を見ることは少ないから】

特に”ダイエッター”は、「体重計」で常に自身の体重をチェックしたりします。

体重計の数値は見るのに、自身のカラダは見ない。

 

本当におかしな話しです。

だって、他人は”数値(体重)”なんて見ていないし、見ているのはその人の”見た目(体型)”です。

だからこそ、「小顔になりたい」からと言って、《顔(頭部)の重さ》なんてチェックする人はいない。

チェックするのは、【”顔”そのもの】です。

 

そして、その顔を「美しく見せる」という面において、代表的な手法は【フェイスメイク(メイクアップ)】。

そして、その手順をカンタンにまとめると《鏡を見る→短所の確認(肌・各パーツ)→短所の改善》です。

 

では、髪型を整える「ヘアメイク」はどうでしょう?

《鏡を見る→短所の確認(髪のクセ・状態)→短所の改善》です。

 

それでは、体型に関する『ボディメイク(身体)』はどうでしょうか?

同じメイクの一種ですし、手順は「フェイスメイク(顔)」「ヘアメイク(髪)」となんら変わりません。

 

本来は、ダイエットは「いかにカラダを美しくみせるか?」という【ボディメイク】の概念であって、「体重を減らすこと」ではありません。

それなら、手法は「フェイスメイク」や「ヘアメイク」と同じでないとおかしいのです。

 

また、皆さんは、何を気にして「ダイエット」や「肉体改造」をするのでしょう?

「自分のため」なんて”キレイゴト”を無くして言えば、それはやはり《他人の目》。

ほぼ全員が「(他人から)自分がどうみられているか?」を気にして、『いかに自分をよく見せるため』努力する人がほとんどでしょう。

そうなると、自分をいかに客観的に《見る》ということが、何よりも大事。

そのためには、『ボディメイク』も他の”メイク”と同じく、【鏡】が重要になります。

 

誰も見ていない《重さ(体重)》ではなく、”顔”や”髪”と同じく、他人から見られている【見た目(体型)】を重視することが、ボディメイクの鉄則ということです。

 

それでは、今回のまとめ...

『”顔”も”髪”も”カラダ”も、すべて同じ【メイク】』

 

これが”結果”を出すための【真実】。

 

今後も、医師や治療家などの医療従事者も取り入れる『日本発祥の”特別”なメソッド』を毎回紹介していきます。

 

次回もお楽しみに!

 

 

☆ 小倉義人 ☆

ボディコントロールファクトリー(BCF)代表

2000年より「日本初の芸能界専門パーソナルトレーナー」として数多くのタレントやモデルの体型管理をおこなうとともに、大相撲やボクシング、Jリーグ、プロ野球などの日本を代表するアスリートへの指導をおこなう。医師をはじめとする医療従事者にも師事され、近年は全国各地でセミナー活動も開始。『ハビットコントロール・ダイエット』(マガジンハウス)など著書も多数。

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