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小倉義人の連載☆カラダ目覚める「ハビット」の法則7

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第七回:「まだ、ハイヒールで“美脚”になるとか思ってないよね?」


大変ご無沙汰しております!小倉義人です。
前回から半年以上経ってしまい、ネタの豊富な“秋~冬”に情報を提供できないことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

…ということで、今回は季節を問わない『習慣(ハビット)』をご紹介します。
そして、その習慣を改善することで、様々な効果へ導くメソッド【ハビットコントロール】をお届けできれば幸いです。

 

さて、今回のテーマは、日本人女性が好んで履く『ハイヒール』についてです。

この“ハイヒール”という女性特有の履き物ですが、誰が言い出したのか、多くの女性に信じられている俗説があります。

それが…「ハイヒールを履くと美脚になる」

皆さんはこの俗説について、どう思いますか?
「そのとおり!」と思いますか?
あるいは「そんなことはない」と思いますか?

正解は・・・【NO】。
人間の構造的に見て、ハイヒールで美脚になる効果はほぼありません。

では何故《ハイヒールで美脚になる》という俗説が広まったのでしょうか?
これはきっと、日本人特有の「M(マゾ)気質」からでしょう。

例えば「良薬口に苦し」というように、“キツい方がより良い”といった感じ。
ハイヒールを履くと、脚部に負荷がかかって筋肉を刺激するので、それが「筋肉を引き締めて美脚になる」といった流れなんだろうと思います。

しかし、「美脚になる方法」ってのは、そんな単純はモノではありません。
鍛えるだけで美脚になるんだったら、世の中に「下半身太り」で悩む女性はこんなにも多くありませんから(笑).

例えば、皆さんは逆立ちができますか?

もし壁を使ったとしても、何分も逆立ちのまま維持できないはずです。
それくらい、脚には大きな負担が日常でかかっているんです。
しかも、「歩く」だけでなく、「走る」こともあり、階段を使うこともある。
その負荷は、非常に大きいのです。

「下半身太り」の脂肪で太いのではありません。
過度な負荷で肥大した《筋肉》なのです。

 

ハイヒールは“ふくらはぎ”はもちろん、“太もも”の前側と外側に大きな負荷を与えます。
また、膝が曲がって類人猿のような体勢になるため、殿部の筋力が落ちて垂れてしまいます。

さらには、足首が固定されるため、脚の血流が停滞し、むくみの一番の原因になります。

要は、「下半身太り」に悩む女性にとって、ハイヒールは『百害あって一利なし』と言っても過言ではありません。

これも小倉義人が長年言い続けてきた【“非常識”な常識】の1つです。


それでは、今回のまとめ...
『ハイヒールに美脚の効果は無し。高低差のない“ペタンコ靴”も履いてみよう』

これが“結果”を出すための【真実】。
これからも、医師や治療家などの医療従事者も取り入れる『日本発祥の“特別”なメソッド』を毎回紹介していきます。

 

☆小倉義人

ボディコントロールファクトリー(BCF)代表
2000年より「日本初の芸能界専門パーソナルトレーナー」として数多くのタレントやモデルの体型管理をおこなうとともに、大相撲やボクシング、Jリーグ、プロ野球などの日本を代表するアスリートへの指導をおこなう。医師をはじめとする医療従事者にも師事され、近年は全国各地でセミナー活動も開始。『ハビットコントロール・ダイエット』(マガジンハウス)など著書も多数。
HABIT CONTROL OFFICIAL SITE | 小倉義人のハビットコントロール
http://bc-habit.com